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ハワイ旅行!その前に。知っておきたい意外と知らないハワイ基本情報

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ハワイ国旗ーカメハメハ1世

憧れのハワイ旅行。 初めてのハワイ? 何回もハワイを訪れているリピーター?
何度来ても飽きない、来るたびに新しい発見がある魅了溢れるハワイ。

ハワイと言われて「どこそれ?」「なにそれ?」て言う人はまず居ないですよね。
でも初めてハワイを訪れるあなたも、リピーターで何度もハワイに来ているあなたも案外知らないことが多いハワイ。

ハワイっていったいどんなところ? どこにあるの? 島はいくつ? ここは押さえておきたい、以外と知らない、そんなハワイの基本情報を紹介します。

ハワイ概要

北西ハワイ諸島

ハワイはアメリカ合衆国に最後に加盟した50番目の州で、世界中の人々が憧れる世界屈指のリゾートですね。

ニイハウ島、カウアイ島、オアフ島、モロカイ島、ラナイ島、マウイ島、カホオラヴェ島、ハワイ島の8島と北西ハワイ諸島のミッドウェイ環礁を除く130個ぐらいのすべての島々がハワイ州に属しています。

陸地面積は16,638平方キkm(四国の90%程度)で、東西に2,400kmに及んでいて、正式名称は『State of Hawaii』、ハワイ語では『Hawaiʻi』、漢字では『布哇』と書くんです。

  • 州都:オアフ島のホノルル
  • 公用語:英語とハワイ語
  • 州の愛称:アロハ・ステート(The Aloha State)
  • 州歌:「Hawaiʻi Ponoi」(ハワイ・ポノイ)
  • 州の花:黄色のハイビスカス
  • 州の木:ククイ(Kukui)
  • 州の鳥:ネネ(Nene)
  • 州のモットー:「Ua Mau ke Ea o ka ʻĀina i ka Pono」(ハワイの国土は公正と正義によって守り、受け継がれる。)

ハワイの場所、人口

ハワイの場所

ハワイ諸島地図
ハワイは北緯18°55′-29°、西経154°40′-162°に位置します。

太平洋のど真ん中に位置するハワイは、アメリカ本土から南西に約4,000km、日本からは南東に約6.500km、オーストラリアからは北東に約7,500km。どの大陸から来るにも最も遠い島です。

ハワイの人口

人口は最新の国勢調査で1,431,603人で、前年比約1万人増加しているそうです。

島別の人口は、オアフ島が998,774人、ハワイ島が196,428人、マウイ島が 164,726人、カウアイ島が71,735人。7割近くの人がオアフ島に住んでいることになります。

暖かい温暖な気候のハワイは平均余命が79.8歳と全米で最も長いとの結果も。

ハワイの気候と時差

ハワイの気候

熱帯性気候に属するハワイは一年を通して気温が安定しています。平均気温は24℃程です。雨季と乾季に分けられ、10月から4月が雨季、4月から10月が乾季となっています。

ただ、最近は世界的な異常気象の影響で雨季と乾季の境目がハッキリしなくなってきているような気がします。

常夏のハワイですが、ハワイでも雪が降るところがあるんですよ。

ハワイ島のマウナ・ケア山やマウナ・ロア山は標高が4,000mを超えており冬には雪が積もり、スキーやスノボードを楽しむことができます。

ハワイとの時差

ハワイと日本の時差は19時間。日付変更線を越えるので、日本からハワイに到着すると出発日と同じ日にちで、ハワイから日本に到着すると出発日の翌日になります。

日本の午前0時が、ハワイの前日の午前5時です。

ハワイで日本の時間を換算するのに便利な方法は、ハワイの時間から5時間を引いた次の日と考えると簡単です。
日本でハワイの時間を換算するのはその反対で、日本の時間に5時間を足した前の日ですね。

  • ハワイが昼12時の場合、日本は翌日の朝7時
  • 12ー5=7 で午前7時

ハワイ昼12時ー日本朝7時

  • 日本が昼12時の場合、ハワイは前日の午後5時
  • 12+5=17 で前の日の午後5時

日本昼12時ーハワイ午後5時

プチ情報 誕生日に日本を出発するとハワイに来ても誕生日が続くので、43時間も誕生日が楽しめますよ。

ハワイの島々

海底火山爆発の隆起により海底から浮き出てきたハワイの島々。130を越える島々の中のいわゆる「ハワイ」と親しまれているハワイ8島を紹介しましょう。

ハワイ主要8島

カウアイ島(Kauaʻi)

ハワイ諸島の最古の島で、最北端に位置しています。ハワイの中では4番目に大きく、ガーデン・アイランドと称されるほど緑豊かで、大自然に囲まれ、ワイメア渓谷は太平洋のグランドキャニオンと呼ばれています。

カウアイ島(Kauaʻi)
* 島の愛称:庭園の島(ガーデン・アイランド)
* 島のカラー:紫
* 島の花:モキハナ

オアフ島(Oʻahu)

ハワイの玄関口。政治、経済の中心ホノルルがある、ハワイを代表する島。ハワイの中では3番目に大きく、人口の約70%が集まり、世界各国の移民が住んでいる、まさに集いの島です。都会と自然、東西の文化、古いものと新しいもの、すべてを体感できる魅力あふれる島です。

オアフ島(Oʻahu)
* 島の愛称:集いの場所(ギャザリング・プレイス)
* 島のカラー:黄色
* 島の花:イリマ

マウイ島(Maui)

別名「マジック・アイランド」と呼ばれ、世界中の人々を魅了するリゾート・アイランド。ハワイの中では2番目に大きな島。3,000mを越えるハレアカラ山からのサンセット、鯨の街ラハイナでホエールウォッチング、絶景のハナ・ハイウェイのドライブと島全体に魅力溢れるリゾートが点在し、訪れる人を飽きさせない20年以上「ベスト・アイランド」に選ばれ続ける島です。

マウイ島(Maui)
* 島の愛称:峡谷の島(ヴァレイ・アイランド)
* 島のカラー:ピンク
* 島の花:ロケラニ

ハワイ島(Hawaiʻi)

州名のハワイと間違えないように「ビッグ・アイランド」と呼ばれています。ハワイの中では最も大きく、最も若い島です。ハワイ島以外の残り7島がすっぽりと入ってしまう大きさ。世界で最も活動が活発な火山の一つキラウエア火山、ハワイの最高峰マウナ・ケア山、黒く固まった溶岩が砕けてできた黒砂海岸(プナルウ・ブラックサンドビーチ)などなど、大自然の驚異に溢れる島です。

ハワイ島(Hawaiʻi)
* 島の愛称:ビッグアイランド(Big Island)
* 島のカラー:赤
* 島の花:オヒア・レフア

ニイハウ島(Niʻihau)

スコットランド人のシンクレア夫人がカメハメハ5世から島民付きで買い取った個人所有の島。ハワイの中では7番目に大きな島で、現在はシンクレア夫人の末裔のロビンソン一家が所有している。島の一部を散策できるツアーがあり、上陸することはできるが、原則として島民との接触は禁止されている。

ニイハウ島(Niʻihau)
* 島の愛称:禁断の島(ファービドゥン・アイランド)
* 島のカラー:紫
* 島の花:モキハナ

モロカイ島(Molokaʻi)

ハワイ先住民族の割合が多く、今でもハワイの伝統が大切に受け継がれています。ハワイの中では5番目に大きく、ハワイで最大の白砂海岸のポハハク・ビーチやカラパパ国立歴史公園などを有し、アドベンチャーも楽しめます。また、フラ発祥地と言われる美しいハラワ渓谷があり、ハワイ本来の姿が残る島です。

モロカイ島(Molokaʻi)
* 島の愛称;友情の島(フレンドリー・アイランド)
* 島のカラー:緑
* 島の花:ククイ

ラナイ島(Lānaʻi)

かつては世界のパイナップルの20%を生産していたパイナップル・アイランド。ハワイの中では6番目に大きく、現在はオラクル・コーポレーションが島の98%の土地を所有している。超高級ホテルリゾートと神々の庭園と呼ばれるケアヒカヴェロやポリアフ・ビーチなどの大自然も楽しめる魅力あふれる島です。

ラナイ島(Lānaʻi)
* 島の愛称;静寂の島(パイナップル・アイランド)
* 島のカラー:オレンジ
* 島の花:カウナオア

カホウラヴェ島(Kahoʻolawe)

「ハワイ先住民の文化的、宗教的活動にのみ使用が許可される。」と定められており、観光目的などでは上陸が許可されていません。ハワイでは8番目の大きさで、一番小さい島。アメリカ軍の演習場として使用されていた為、除去活動がは行われているが、まだ数多くの不発弾が残っているようです。

カホウラヴェ島(Kahoʻolawe)
* 島の愛称;目標の島(ターゲット・アイランド)
* 島のカラー:紫
* 島の花:モキハナ

ロイヒ(Lōʻihi)

海底973mに隠されたハワイのもう一つの島。ハワイを誕生させたマグマ溜まり「ホットスポット」にはハワイのもう一つの島となる海底火山が隠されています。ロイヒは約40万年前から形成され1万年から10万年後には海上に姿を表すと予想されています。海底からの高さはすでに3000mに達しているそうです。ロイヒが海上に出てくると、ハワイはもう一つ島が増えるか、ハワイ島にくっつき、大きなハワイ島がもっと大きくなるかもしれません。

ハワイの歴史

ハワイは「ホットスポット」と呼ばれるマグマ溜まりによる海底火山の爆発により隆起してできた島々です。すべての島が一時期に誕生した訳ではなく、北西から南東に順番に誕生しています。一番古い島はカウアイ島で今から600〜500万年前、オアフ島が400〜300万年前、マウイ島が200〜100万年前、ハワイ島が50万年前頃に誕生したと言われています。

ハワイの島々が島ごとに独特の雰囲気を有しているのは、各々の島の年齢が大きく違っているからなんですね。

ハワイは「ホットスポット」による海底火山の爆発と太平洋プレートの移動により島が移動し次々に誕生した訳ですが、現在も太平洋プレートは北西に向かって年間に約8㎝ほど移動している為、毎年少しづつ日本に近づいてるんです。

先史時代

ハワイ双胴カヌー
ハワイ諸島を初めて発見したのはポリネシアンの人々だと考えられていますが、初めてやって来たのは4世紀から8世紀頃とはっきりはわかっていないそうです。

スターナビゲイションと呼ばれる航海技術を使い、双胴カヌーで多くのポリネシアンがやって来た人々がハワイ先住民となります。

その後、各島は王様が支配しハワイ独島の文化が形成されていきます。

ハワイ王国時代

カメハメハ像

1778年: イギリス人の探検家キャプテン・ジェームス・クックが西洋人として初めてハワイ諸島を発見する
1795年: カメハメハ1世がイギリス人の持ち込んだ銃器を手にし、3つの王国に分かれていたハワイ諸島を統一し、ハワイ王国を建国する。
1820年: カメハメハ2世の元、多くの宣教師が来航しキリスト教が広がっていく。
1850年: 中国からの移民がはじまり、カメハメハ3世が首都をホノルルに遷都する。
1868年: 後に元年者呼ばれる最初の日本人移民がハワイにやってくる。
1881年: ハワイ7代目の国王カラカウア王が来日初の国家元首として訪日する。
1885年: カラカウア王の訪日をきっかけに「官約移民」がはじまり、最終的には21万人の日本人が移民としてハワイにやってくる。
1891年: リリウオカラニ女王がハワイ8代目の国王として即位する。

ハワイ併合

1891年: アメリカ人農場主らが米海兵隊の支援を受けてクーデターを起こし、リリウオカラニ女王をイオラニ宮殿に軟禁し「臨時政府」を樹立。
1894年: 「臨時政府」がサンフォード・ドールを大統領とする、ハワイ共和国を宣言する。
1895年: 武装蜂起を支援したとしてリリオウカラニ女王が逮捕・幽閉されハワイ王国が滅亡する。
1898年: アメリカ合衆国が米西戦争により、ハワイ共和国を併合し、ハワイを準州とする。
1924年: 排日移民法が施行され、日本からの移民は不可能となる。
1941年: 真珠湾攻撃が行われ、アメリカと日本との戦争がはじまる。
1959年: 3月18日アイゼンハワー大統領が新法案に署名し、8月21日にアメリカの50番目の州となる。

まとめ

あなたはこの中でいくつのことを知っていましたか?

オアフ島やマウイ島、ハワイ島は知っていても、他に個人所有の島や観光では行けない島があったり。人口の約7割がオアフ島に住んでいたり。各島に島の色や、島の花があったり。

ハワイは火山の爆発によってできた無人島で、ハワイ王国からアメリカの州となる歴史があったりとまだまだ奥深いハワイです。

でもここに紹介したのはほんの一部分。
あなたの知らないハワイ、奥深いハワイ。まだまだあなたの知らない情報をこれからもお届けします。

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